『女性におすすめ』歴史初心者でも楽しくて読みやすい!!「幕末・戦国時代」の傑作歴史小説オススメ10冊紹介!!
歴史小説は堅苦しくて読んでも面白くないと思っている方が多いと思います。
確かに歴史小説は時代背景や人物のことを知らないとつまんなくて読むのを諦めてしまうかもしれません。
ですが歴史小説は学校で知ることができなかった知識が得られたり、登場人物に感情移入してハマってしまう魅力があります。
また歴史小説は男性が好きになってイメージが強いと思います。
しかし現在は女性の方も歴史小説にハマっている方を多く見かけます。
そこで今回は歴史初心者の女性でもわかりやすくて読みやすい傑作歴史小説を紹介していきたいと思います。
- 年配世代だけじゃない!!若い世代もハマってしまう歴史小説の魅力とは
- 歴史小説を選ぶ時のおすすめポイント
- 楽しくて読みやすい傑作歴史小説オススメ5冊「幕末編」
- 楽しくて読みやすい傑作歴史小説オススメ5冊「戦国時代編」
- まとめ
『目次』
年配世代だけじゃない!!若い世代もハマってしまう歴史小説の魅力とは
歴史小説の魅力ってなんだと思いますか。
それは希望や推測などがいっぱい詰まっているところです。
歴史小説は確実に起きた事件を題材にしていますが、参考としている資料だけでは小説として成り立たないので、作者の「もしかしたらこうだったんじゃないか」とか「このような事を思っていたかもしれない」などの憶測や希望などがたっくさん詰まっていて、その憶測や希望で読者にワクワクドキドキを提供できる出来る所が非常に面白い所が魅力だと思います。
でも歴史小説はおじいちゃん世代だけが読んでいるイメージが強いと思います。
ですが、現代では若い世代(20代~30代)の男女に歴史小説が人気を集めているそうです。
歴史小説はどうして若い世代に人気を集めているのでしょうか。
それはライトノベルのようにセリフがたくさんあって読みやすかったり、表紙絵や作中の挿入イラストが可愛かったり、かっこよかったりして、手に取りやすくなっている事が理由の一つと言えるでしょう。
そのため今まで歴史小説に苦手意識を持っていた人も、一度歴史小説を読んでしまうと「ハマって歴史小説しか読んでいない」なんて人も多くいるようです。
歴史小説を選ぶ時のおすすめポイント
歴史小説はかなり多くの作品が出版されているため、どれから手に取ればいいのか迷ってしまうと思います。
そこでここからは歴史小説を選ぶ時のおすすめポイントを紹介してきたいと思います。
自分が気になるまたは興味のある時代を選ぶ
おすすめポイントの一つ目として、自分が気になるまたは興味のある時代を選ぶ事です。
例えば現在話題を博しているNHKの大河ドラマ「麒麟が来る」を見て、明智光秀や斎藤道三、織田信長が気になったら、彼らが登場する戦国時代の歴史小説を手に取って見るのがいいと思います。
また歴史人気マンガとして話題を博しているキングダム。
このキングダムの時代は古代中国の春秋戦国時代ですが、キングダムが楽しくてのこの時代のことをより深く知りたいと思ったら、春秋戦国時代の歴史小説を読んでみるのがいいと思います。
このようにマンガやドラマ、ゲームなど自分が知っている時代の歴史小説を読んでいくとスムーズに歴史小説を読むことができると思います。
本を開いて読みやすそうな文体から選ぶ
歴史小説選ぶ際のおすすめポイントとしては、本を開いて読みやすそうな文体から選ぶことです。
自分が気になっている時代の歴史小説を購入しても、いざ読んでみたら難しい漢字ばかり書いてあったり、読みにくい文体だったりして、せっかく買った本を少し読んで、諦めてしまうかもしれません。
私も本の中身を確認しないで歴史小説を購入したら難しすぎて諦めた経験があります。
私と同じ経験をして欲しくないので、歴史小説を買う際は必ず本の中身を見て、難しくない文章で書かれているのか。
または読みやすい文章で書かれているのかなどをしっかりと確認してから購入してくださいね。
作者から選ぶ
歴史小説は多くの作者が書いていますので、自分にあった作者を選ぶのがおすすめです。
近代の歴史小説を取り扱っているおすすめ作家は「浅田次郎」です。
価格:880円 |
「平成の泣かせ屋」というあだ名通り、読者が感情移入しやすい人情味あふれる作品がたくさんあり、私も浅田次郎の本を読んで、泣かされた一人です。
戦国時代を取り扱っている歴史作家は「司馬遼太郎」です。
価格:616円 |
文章が非常に読みやすい点とストーリーのテンポがいいのでサクサク読みすすめてしまう作品がたくさんあるのが特徴です。
このふたりの作品から歴史小説を読み始めるといいかもしれませんよ。
楽しくて読みやすい傑作歴史小説オススメ5冊「幕末編」
1位 壬生義士伝
価格:836円 |
「感想」
この作品は家族の愛と「義」を描いた作品です。
舞台は幕末の盛岡藩で誕生した貧乏武士の主人公・吉村貫一郎を描いた物語。
吉村貫一郎は家族を食べさせるために脱藩し、新選組へ入隊します。
土方歳三や沖田総司程有名な人物ではないけども、彼の壮絶な辛くて悲しい物語、そしてそこにある家族の愛と義に涙なくしては読むことができない一冊です。
感情移入しやすくて、初心者にも自信を持ってオススメできる傑作です。
2位 燃えよ剣
価格:869円 |
「感想」
鬼の副長として恐れられた土方歳三のカッコイイ一面を知りつつも、愛する人には弱い、ツンデレな部分も分かる一冊です。
また近藤勇や沖田総司との友情、土方歳三の隊士思いの一面、そして始めた喧嘩は最後まで戦い抜く意地などを幕末の当時の状況を知りつつ読むことができます。
更にこの燃えよ剣ですが、2020年5月22日に映画の放映が決定されました。
もし燃えよ剣を見てない方がいらっしゃったら、原作を読んでから映画を見るとより深くストーリーを堪能できるかと思います。
3位 輪違屋糸里
価格:693円 |
「感想」
新選組のファンや新撰組のことを知りたいと考えている方にオススメできる一冊です。
新選組がどのようにして結成されたのか。
また新選組結成当時の隊長であった芹沢鴨がどうして殺害されることになったのか。
これらの謎を幕末に生きた女性の視点から丁寧に描かれているため、歴史小説初心者の方や幕末の時代を全く知らない方でも読むことができる小説です。
4位 新選組血風録
価格:968円 |
「感想」
新選組隊士一人一人にスポットを当てた作品。
沖田総司や近藤勇、土方歳三など有名な新選組隊士だけではなく、マイナーな人物も取り上げられており、新選組のことに興味を持ち始めた方や新選組をより深くしたい方にオススメです。
5位一刀斎夢録
価格:704円 |
「感想」
斎藤一が生きた新選組時代のお話から戊辰戦争、西南戦争までを語っていくスタイルで、物語が進行していきます。
歴史小説と言うよりも、昔のおじいちゃんの経験を聞いているような感覚になり、次第に感情移入しているので、歴史小説が苦手で避けていた方でもすんなりと読める一冊です。
楽しくて読みやすい傑作歴史小説オススメ5冊「戦国時代編」
1位 真田三代
価格:968円 |
「感想」
長野県の小さな山あいに生きた小豪族・真田幸隆は武田に仕えて領土を拡大し、「表裏比興の者」として嫌味を言われていた真田昌幸が強大な勢力に挟まれながら、どのようにして生き残っていったのか。
そして徳川家康から「日本一の兵」として称された真田幸村はどのような経緯から「義」を貫くことになったのか。
これらを一貫して知ることが出来る一冊で、文体も読みやすく歴史小説初心者にオススメできる一冊です。
2位 国盗り物語
国盗り物語 1 斎藤道三 前 (新潮文庫 新潮文庫) [ 司馬 遼太郎 ]価格:880円 |
「感想」
戦国時代を三人の主人公の視点で描いた作品。
油商人から国持大名にまで成り上がった斎藤道三のお話から始まり、戦国時代の革命者として知られる織田信長、本能寺の変で織田信長を倒した明智光秀にスポットライトを当てて描かれています。
作品の見どころは斎藤道三が知略を尽くして戦国大名にまで成り上がった経緯が、痛快に描かれている所です。
また戦国武将の中でもあまり人気が無い明智光秀が人間味あふれる武将に描かれている所もこの本のおすすめポイントと言えます。
更に織田信長の革新的な考え方やなぜ悪いことを平気で行うのかなどの理由も丁寧に描かれているため、これを読めば戦国時代を深く理解することができると思います。
もちろん初心者でも読める一冊です。
3位 村上海賊の娘
価格:649円 |
「感想」
戦国時代最強の水軍を率いた村上水軍にスポットライトを当てた一冊。
ストーリー展開のテンポもよく、歴史小説初心者でもサクサク読むことができます。
また小説内に主人公・景が生きた時代の地図も掲載されているので、周辺の歴史についても本文と照らし合わせながら読むことができるので、分かりやすい点もオススメです。
4位 関ヶ原
【中古】 関ヶ原(上) 新潮文庫/司馬遼太郎(著者) 【中古】afb 価格:200円 |
「感想」
戦国時代最大規模の戦いが行われた関ヶ原を題材にした物語。
彼はどうして関ヶ原の戦いで徳川家康と対決することになったのか。
また徳川家康はどのようにして豊臣家の大名達を自陣営に引き込んだのか。
これらの内容を知りつつ、両人物の心情にもスポットライトを当てて描かれています。
更に東軍の総大将・徳川家康の心情を語りつつも、西軍と東軍両方に参加した日本中の大名の人間模様を描いているので、西軍・東軍どちらに参加しようか迷っている大名の心情や決断までの経緯を詳しく知ることができる一冊です。
5位 お江流浪の姫
価格:628円 |
「感想」
戦国時代の大名・浅井長政の娘であるお江を主人公とした物語。
戦国時代の背景や登場人物たちを丁寧に描きつつ、徳川将軍家の奥さんとして成り上がった女性の恋物語を描いています。
また愛する男性と別れ、再婚した相手に先立たれてしまったりと運命に翻弄された戦国時代の女性の生き様も描かれています。
女性の読者であれば感情移入しやすいオススメの歴史小説です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は女性におすすめ出来る歴史小説を「幕末・戦国時代」別に分けて、ランキング形式で紹介してきました。
歴史小説の面白いところは同じ武将でも作者が違えば全然違う人物として描かれている所です。
そのため、一冊読んで終わりではなく、違う作品を読んで登場人物の比較をすると非常に面白く読める所も歴史小説の魅力と言えます。
長期連休で暇だなと思っている方やちょっとした空き時間に日常とは違う歴史小説に没頭してみてはいかがでしょうか。
また電子書籍で歴史小説を読みたいなと思っている方はこちらに電子書籍で読める歴史小説をまとめましたのでこちらからどうぞ。